2023年最後の薬物乱用防止教室|三郷高校(埼玉県)

2023年最後の一人体験劇は埼玉県の三郷高校の体育館でやらせていただきました。
なんと三郷高校は私の尊敬する俳優の村田雄浩さんの母校でした!
しかも一期生!これもまた勝手にご縁を感じています。
※校内にあった昔のタケさんの写真カッチョイイ!!

そんなご縁を胸に冬の体育館で約500名の子どもたちと向き合ってきました。
なかなか元気のある子どもたち!体育館が暗転になるとガヤガヤ、ワイワイが止まりません。
私が白布を被り出ていくと、子どもたちのガヤガヤは更に大きくなりました。
舞が始まり白い悪魔が出てくると徐々に集中して観てくれていました。

体育館で子どもたちの目の前で一人体験劇と体験談をやることは依存や薬物問題を知ってもらうこと以上に、いい年したオジさんが必死にもがいて何やってんだっ!を体感してもらえます。
みっともない、カッコ悪い、気持ち悪い、恥ずかしい、バカみたい、でもいつのまにか真剣に観てしまう。
こういう体験こそが子どもたちにとって大切だと感じています。
それはやっている私自身にとってもとても大切なことなんです。

コロナ以降、学校の体育館での公演、講演が激減しました。
そんな中、今回は若い熱血先生が仲間の先生から私の一人体験劇のことを聞いて、是非きて欲しい!と声をかけてくれました。
トーヨコキッズ、引きこもり、SNSで繋がることが当たり前の世の中では孤独や居場所は大切です。
だけど、そこに悪い大人たちが群がり悪の道へと引き摺り込もうとしているのも現実です。
薬物や依存の問題だけに限らず、今の世の中で自分自身を守って生きていくには様々な知識や人間関係の構築ができることも必要です。
信頼できる仲間や大人と繋がることが大切だと思います。

私の一人体験劇や体験談で何を感じるのか?
薬物や依存だけな問題ではなく、
このオジさん踏ん張って生きてんだな!
いい顔してんじゃん!ってなことを感じてもらえたら本望です。
呼んでいただける限り、どこへでも飛んでまいります。

来年は一人体験劇を始めてから19年目となります。20年に向けて子どもたちのもとに本当に必要なものを届けるために一緒に活動できる方、力を貸してくださる方がいたら嬉しいです。
ひとりじゃできないことができる気がします。

2023年も私に居場所を与えてくださりありがとうございました。

内谷正文