今年一発目の体育館での一人体験劇!
川崎市柿生地区社会福祉協議会
青少年福祉委員会さんが主催してくださり子どもたち約600人と触れ合ってきました。
柿生青少年育成委員会さんとは10年近くのお付き合い。コロナ禍も『子どもたちにどうやって薬物や依存の問題を届けたらいいのか』一緒に考えながら公演を続けてきたので沢山の生徒を前にしての体育館公演は心に染み入りました。
白鳥中での薬物乱用防止教室は6年ぶり2度目です。その間に体育館は新しくなり、音響、照明もバッチリ!木の壁がいい感じに音を吸収してくれるので子どもたちにとって観やすい環境が整っていました。もちろん私にとっても演じやすい環境です。久々だったのでポカをやらないように雪積もる森の中でも埼玉に戻ってからも入念に稽古しました。
白布被って舞台上へ出て行くと子どもたちの息遣いを感じます。子どもたちの真剣な眼差しを感じます。気持ちを抑えながら子どもたちとのやりとりが続きます。毎回、感じることですが芝居も観たことがない子どもたちに届けることが!
『私の生きがいなんだなぁ』
コロナ以降、依存症は増えても学校での公演が本当に少なくなっています。 子どもたちが自分ごととして感じてもらえるような授業は必要です。
人と人との関わり方が大きく変わったここ数年。親子関係も変化してきています。離婚も多くなり片親の子どもたちが増え、経済的にも大変な家庭も多くなってきています。遅くまで自分のために働いてくれている親に子どもが気を使う時代。そんな子どもたちに届けなきゃいけないものがなんなのか?
SNSやオンライン、ゲームがコミニケーションの中心になってきています。確かに孤独も大切な時代になりました。
でも孤立しないことが大切です。
孤立しないためにはリアルな人間関係が必要です。ひとりで抱え込まないこと、自分なりの居場所を持つこと、言うのは簡単だけど、やるのは大変。
私が体育館の舞台の上で、床の上で出来ることは子どもたちがリアルに感じてもらえることだと思います。これからも一人体験劇と体験談を学校の体育館で演じ続けていこうとあらためて思いました。
今日一日だけは大切に!
今日一日を大切に!
今日一日ありがとうございます。
内谷正文