「社会を明るくする運動」で薬物乱用防止教室 | 八代農業高校(熊本県)

八代農業高校薬物乱用防止教室

「社会を明るくする運動」

八代保護司会が中心となり7年連続で呼んでいただいています。

薬物依存症は病気です。刑罰で回復する訳ではありません。治療が必要な病気なんです。

学校の薬物乱用防止教室でも、乱用による影響の怖さだけではなく、その先にある再犯防止!
また薬物依存に陥った人が、どうしたら回復し、社会生活をおくることができるのか!
再び社会に戻ることが困難であっても、それぞれの回復を獲得するためにはどうしたらいいのか!
これから増えていく依存症についてシッカリとした認識を持てもらえるような公演、講演会にしていかなければ、ならないと感じています。

そんな想いの中、今回は!
八代保護司会の方々が考えてくれた新しい試みです。!

なんと!!
「体験劇の映像」を観ていただき!その後に体験談をお話しさせていただきました。
200人くらいの子どもたちは私が想像していたよりも集中して一人体験劇の映像。観てくれていました。
子どもの想像力ってやっぱりすばらしい!!!

体験劇のあとの質疑応答では4人の子どもたちから質問が出ました!

「今でもフラッシュバックすることはあるんですか?」

私はクスリを使っていて幻覚や幻聴、妄想の世界を見たことはありませんでした。そしてフラッシュバックしたことはありません。
ただし、クスリを止めてて、スリップ(再使用)したときに猛烈なバットトリップを経験したことがあります。自己嫌悪で重い気持ちが続きました。これをそのまま繰り返していたら、幻覚や幻聴を聞いたかもしれません。
そこに戻らないために、こういう活動をしています。
自分の経験の中で、答えられることには一所懸命に答えさせていただきます!!

終演後、先生から言われました!

「18年間で40近い講演会をやってきて、今までで一番良かったです」

八代保護司会の方々の新たなチャレンジが実りました。
素直にうれしいです。

前日の食事会で!

「一年でも長く! 一人でも多くの人に、この活動を広めていきましょう!」

と保護司会の方々から言っていただきました。
子どもを守るのは大人の役目!!

今日一日ありがとうございます。