薬物乱用の怖さを知る意味 | 土浦第二高校(茨城県)

茨城県立土浦第二高校

110年の歴史ある高校

茨城県立土浦第二高校
素晴らしい門構えと校舎!

約1年前くらいに生徒指導の先生から連絡がありました!

「NHKのニュースで活動を知りました…子どもたちにインパクトある薬物乱用防止の公演をしたいので、わが高校に来てください。」
「子供たちを一人でも多く薬物の世界になんかやるものか!」先生の力強い想いを感じました!

110年の歴史を背負っている学校、先生、生徒さんの誇りですね!
その気持ちは大切だなと感じます。

体育館の大きさはバスケットコートが6面取れるとのこと!とにかくデカイ(笑)
子どもたちは総勢900名以上!

11月末の土浦の朝は…結構寒いです。
朝も早よから公演準備!今回は演劇部のみんながお手伝いしてくれました!
助かった〜〜!ありがとう!

舞台設営、暗転作り、照明のセッティングからオペレーターまでやってくれました。一人芝居で学校回っていて、こういう触れ合いが出来ることが一番うれしくて為になるし続けて行く力になります!勇気になります!

台本を人数分コピーしてもらい!場当たり!頭から照明絡みのシーンを当たってゆきます!

照明はスポットライト二機を二人一組でオペしてもらい、舞台内の天井のサスライトを二人一組でオペしてもらいました!舞台内のサスライトのオペは簡単ではありません。

「場当たり1回で、次は本番になるけど大丈夫かな?」

私が少し心配すると、

「はい!大丈夫です!」

と明るくしっかりとした声!
演劇部の顧問の先生に聞くと、彼女はホールなどで他の芝居の照明もやっているとこのと!
そして、なんと、まだ一年生とのことでした!
素晴らしい〜〜〜!
一度の場当たり(併せ稽古)をして、いざ本番。子どもたちが一所懸命に照明をやってくれている!それが私に安心と力を与えてくれました!みんなで力を合わせた舞台表現!いい経験になりました!子どもたちにとっても良い経験になればいいな!

舞台を終えて、照明のみんなが、

「緊張したぁ〜〜」

と笑顔で言ってました(笑)

「おれも今も緊張するし、セリフも間違えるし(笑)この前なんか…セリフが飛んで頭が真っ白になって相手役の人に助けてもらったんだよ」

子どもたちは笑いながらキレイな瞳で聞いていました!

一人芝居、体験談を終えて感じたのは、第二高校の子どもたちは、とても、頭の回転が良い子が多いなと感じました。私の質問に対しても明確かつ想像力のある答えが返ってきたり、芝居を観ている時の集中力は、私の方がドギマギしてしまうくらいに、すごい集中力でした(≧∇≦)

「このペットボトルに入った薬物が1千万円だとします!
でも、倍の値段で売りたい!
悪い大人はどうすると思う?」

「薄めて倍にして売る!」

そうなんです!
いろんなものを混ぜたり、薄めたりして、量を増やして売っている現実があるんです!
ただでさえ体に有害なものに訳のわからないものを混ぜて売る!
むちゃくちゃです!

逃げる勇気

私は子どもに、こう言います!

「俺は君たち、子どもは何にも悪くないと思う!
薬物作ってるのも、売っているのも大人!
大人がお金のために薬物作って、売って、子どもたちを殺してるのが現状!
大人が変わらなきゃいけない!
でも大人はそう簡単には変わらない!
薬物はお金になるから!
だから悪い大人にだまされないようにシッカリとした知識を持ってください!
薬物の話があるところには近づかないでください!
逃げる勇気を持ってください!
今の大切な大切な青春時代に一人でも多くのいい仲間を持ってください!」

現在は違法薬物に負けないくらいに危険ドラックや処方薬、市販薬などでぶっ飛んで遊んでいる子どもたちがいます!
薬はどんなものでも使い方を間違えたり、大量に服用したりすれば、恐ろしい結果になります!
その現実を知って欲しい。
捕まらないからいいんじゃない!
薬ひとつで自分や家族、そこに関わる人たちの人生までも巻き込んで地獄に落としていくのが薬です!

一人でも多くの子どもたちが薬物の地獄に落ちませんように!
シュラフの明るく楽しい、そしてつらくても、苦しくても、諦めない人生を歩みますように!

今日一日だけはシッカリ進みます!
今日一日ありがとうございます!


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