『子どもたちとの時間』
熊本県八代保護司会主催『社会を明るくする運動』の一環として、八代市内の学校で3日連続3校での講演会を無事に終えることができました。
ご尽力いただいた八代市保護司会、八代市役所、学校関係者の皆さま本当にありがとうございます。
1校目は『八代工業高校定時制』の視聴覚で約30人ほどの生徒諸君にお話を聞いていただきました。
私たちの時代の定時制というと不良っぽい人が多かったですが…今は大人しい子どもたちが多いです。
今回も静かに私の話をきいてくれました。
そんな子どもたちの心に寄り添える話が出来ればと意識しながら私自身の経験の中で、子どもたちが自分ごととして感じてもらえるようにお話しをさせて頂きました。
時は進み人と人との関係性も変化してきます。
何が大切で何が必要なのかを実生活の中で見つけられたらと考えながら話しました。
一人体験劇を目の前で観せられなくて残念でしたが…子どもたちの真剣な眼差しに支えられて話をすることができました。
ありがとうみんな!
たった1時間だったけど少しでも、どこかに響いて何かを感じてもらえたら嬉しいです!
2校目は『秀岳館高校』、体育館での一人体験劇『ADDICTION今日一日を生きる君』の上映会と体験談の予定でしたが…
体育館の暗転が効かず薄暗い状態での上映会となり…
映像がまともに見えないのと、音も響きすぎていて聴こえづらいのと…
子どもたちが集中して観るには厳しすぎると判断し、開始から5分ちょいで映像を止めました。
子どもたちは約900人っ!!
さぁここからが勝負60分一本勝負の始まりです。
わりと元気な子が多いなと感じながら話し始めました。
最初はぺちゃくちゃと話している子どもたちもオジさんがいかに真剣に話をして、何のために話をしているのかを感じ取ると、目を向けてくれます。
子どもは嘘を見破りますっ!子どもたちの中に入り質問して触れ合っていくと自然に話についてきてくれます。
『子どもたちの眼差しに救われているし勇気をもらっている』
ということをあらためて実感しました。
俺にとって必要な時間だとあらためて感じました。
子どもたちにとっても必要な時間と感じてもらえたらいいなぁ〜
3校目の『八代高校』では同じく上映会と体験談!映像40分体験談40分です。
体育館の暗転は結構いい感じでした!
500人以上の生徒と関係者数十名…少し聞き取りづらい声(音)でしたが何とか40分集中して観ていただくことができました。
授業の関係で体験談は40分程度、自分の経験に基づいた依存や共依存のこと、苦しみの中から見つけた光のこと、そのほか、今の子どもたちが抱えている問題や時代による変化…話したいことが沢山ありすぎて全てを聞いてもらうことはできませんでした…
がっ!
今日の話の中で心や頭に残る一瞬を感じてもらえていたら嬉しいなと思います。
3日連続での講演会は確か初めてだったように感じています。
体力的には全く問題ありませんでしたが…子どもたちの変化をシッカリと感じることができるか不安を抱えながらの体験談でした。
自分の思いだけを伝えるのではなく子どもたちとの間で何か化学反応が起こり、大切な時間になれたらと思います。
コロナ以降は学校公演が減り続けていて、私の活動自体がどこまで続けられるかというような状況になってきています。
でもひとりでも観たい、聴きたいという人がいる限り続けて行きます。
やり方を考えていかなければいけない時かもしれません。
生き方を変えていかなければいけない時かもしれません。
依存、共依存という問題はそれぞれの生活の中にあります。
あっていいもの、なきゃいけないものでもあります。
でも、それが行き過ぎてしまうと依存症、共依存症という病気になってしまう。
依存、共依存ということと関わり、一人体験劇や体験談をやることで関わり続けていること、そして学校で子どもたちと共に続けているということ、これは自分だけの思いや行動ではなく見えない大きな力によって動かされ変化しているんだと思います。
いつまで続けられるか分からないけど『子どもたちとの時間』を大切に活動を続けて行きます。
子どもたちのもとに呼んでください。
今日一日ありがとうございます。
内谷正文
学校などでの公演が多く、一般で見られる機会が少ないかと思います。
観劇希望、公演依頼がございましたらお問い合わせください。
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