薬物とは
薬物依存症とは
薬物を使うきっかけ
家族・友達に薬物依存症者がいるとき
薬物依存症を回復するには
共依存症とは
共依存症からの回復
薬物とは
マリファナ、シンナー、LSD、MDMA、コカイン、危険ドラッグ、覚せい剤などの違法薬物だけに限らず処方薬、市販薬、薬と名の付くものは服用の仕方で人体へ影響を与え、依存症へとつながる(医師からの支持を守り服用すること)自身も薬に対して知識を持つことが大切である。
危険ドラッグのように法にはかからないが人間の心と体をむしばむ恐ろしい薬物が世間で多くなって来ている。
欲求を満たす為の道具、だから人の心に入り込む、薬物事犯は再利用が半数以上という現実がある。
薬物依存症とは
一度おちいると回復はあるが完治はなく、一生、一日一日闘い続けなくてはならない病気。
薬物がなくては生きられない状態。生きるために薬物を使うし使うために生きている悪循環の状態。近くにいる人間、家族まで巻き込んでいく病気である。
薬物を使うきっかけ
興味本位から簡単に手を出してしまう事が多い。
使い出すと、悩みや、苦しみから逃げるというよりは喜びを感じ求め、再使用していく。
女性の場合、知らぬ間に彼氏や、夫などから使われることもある。薬物使用は人から人へ伝わる。環境によるものが大きい。
家族・友達に薬物依存症者がいるとき
一人で悩まないでください。まずは家族が家族会などとつながり薬物依存症という病気について学ぶこと。
同じ苦しみを持つ家族などの話を聞き参考にする。
良い仲間がいれば人は必ず立ち上がることができる。
もちろん依存症専門の病院へ行くことも大切です。
薬物依存症は病気であり自分たちの力だけではどうすることも出来ない。
そして家族も薬物依存を支えてきた共依存症という病気であることを知り、病院や回復施設などと関わり自身の回復に務め、お互いに回復向かって行くことが大切です。
薬物依存症から回復するには
薬物依存症という病気であることを認めること。薬物依存症は刑罰では回復しない。治療が必要です。依存症回復施設などでの共同生活。NAなどのミーティングに通い、自分の中にあるものを、さらけ出し話をすること。同じ悩みを抱えた仲間だからこそ、いろいろなことを共有し、受け入れ、今日一日、薬を止める事ができる。その繰り返しが、その人の回復につながってゆく。回復は人それぞれ、社会で働く人もいれば、回復施設でスタッフとして働く人、講演活動する人、施設内で今日一日を生きてゆく人。今日一日、薬を使わずに生きる。その繰り返ししかない。
薬物使う前まで、どのように生きてきたかで、薬を止めてからの回復も変わってくる。
共依存症からの回復
知らぬ間に、家族は共依存症という病気にかかっている。お互いの回復のためにすることは、愛ある突き放し。子どもは親の分身ではない。大切に思うからこそ、距離を取ること。
自分は自分、生きるも死ぬも自身で決めることである。
それくらいの気持ちで闘う必要がある。
家族も本人も同じ。同じ悩みを持つ経験者のなかから自分と似たタイプなどを探し、回復のお手本とする。
自分の心のなかにあることを吐き出すこと、人に話すだけでも人は救われる最後は自分、自分を大切にすること。
ある意味、共依存症の方が重い病気である。