薬物乱用防止と子ども支援を考える ─ 江差町での養護教諭向け講演会レポート

『檜山地区 薬物乱用・再犯防止 講演会』

昨年、道南地区の養護教諭向け講演会に参加されていた先生からお声がけいただき、今年は檜山地区養護教諭の講演会にお招きいただきました。会場は江差町役場です。

江差町は、2019年に出演したゴツプロの舞台『狭間の轍』の舞台となった場所でもあります。出演者とともに町を訪れ、役場や町の皆さんからお話を伺ったり、江差町長がわざわざ下北沢の本多劇場まで挨拶に来てくださったりと、とてもご縁の深い町です。

その江差町役場で、約25名の養護教諭の先生方に向けて講演させていただきました。ひとりひとりに語りかけるように、質問も交えながらの90分間。とても濃い時間となりました。

私の住む森町と同様に、江差町も人口が減少し、特に子どもの数が少なくなってきています。その中で「子どもたちのために何ができるのか?」を、薬物乱用や再犯防止の話にとどまらず、表現者として学校講演を続けてきた経験も踏まえてお話ししました。これから先を見据え、子どもたちとどう向き合っていくべきかを先生方と一緒に考える時間にもなりました。

薬物依存からの回復には、「生き方を変えること」が何より大切です。これは、これからの時代を生きる子どもたちにとっても同じく重要なことだと思います。

自分にできること、やるべきことはたくさんありますが、無理をせず、流れを感じながら生き方を変えていきたいと思います。

江差町での時間は、これからの未来を考えるうえで、とても大切なひとときでした。

今日一日、ありがとうございます。