浄土宗全国保護司研修会|北海道(札幌市)

『札幌での講演会』

今月の4日に浄土宗全国保護司研修会にお呼びいただき『遠回りしなければわからなかった』というタイトルで講演をさせていただきました。

遡ること1年半…十勝ダルクの施設長さんたちが開いたイベントにお客の一人として参加した時に若い住職の石田さんとの出会いました。
そのイベント会場で彼と立ち話したことが今回の講演会に繋がりました。
石田さんは学生時代から薬物依存症からの回復について学び、茨城ダルクはじめいくつかのダルクにも訪問している世間から見れば変わり者、私にとっては仲間です(^^)
そんな仲間が、いつか一人芝居や講演会を企画し内谷さんを呼びたいと言ってくれました。嬉しいっ!!

そして今回、全国から保護司会の僧侶さんたちが集まる場で、講演するという大役を仰せつかりました。
会場は札幌の浄土宗 北縁山 新善光寺!聴いている保護司会の面々は全国から集まった僧侶の方々です。
更に私の講演の前に上方落語の笑福亭鉄瓶師匠の90分の落語会!
古典でしっかりと皆さんを唸らせ、笑わせ心を掴んだあとには、ご自身で創作された保護司女性のドキュメント落語とショートムービーを披露!とても素晴らしい時間でした。
師匠の落語を楽しみながら…この後に講演というプレッシャーが襲ってきました。
しかも90分一本勝負です!
『人と自分を比べることのいかに愚かなことか、比べるのであれば昨日の自分と今日の自分を比べて生きよ』を胸に話し始めました。
遠回りして感じたこと、出会った人たち、今まで生きてきた中で感じたこと、今感じていること、これから先のこと、脱線しながら、自問自答の90分!
私にとってはアッと言う間でした。
こんな若造の話を真剣に聞いてくださりありがとうございます。
感謝の思いでいっぱいの講演会となりました。
そのあとは少しだけ札幌の夜を楽しませていただきました。

今回の講演会を終えて、自分自身がこれから先どうやって生きていくのだろうか…自分にできることってなんだろう?やりたいことはなんだろうとあらためて考えました。

私は学校公演で子どもたちと触れ合うことが好きです。
生まれ変わったら学校の先生になりたいとも思います。
そんなことを考えていたら『内谷さんに会わせたい人がいます』と石ちゃんが言いました。もう石ちゃんと呼んでます!
その人は元学校の教員であり、現在は幅広く教育活動をしている変わり者!私にとっては仲間です『私も会いたい』石ちゃんの迅速な対応により次の日、朝9時にその方のご自宅へ!
どうやら学習塾もやってらっしゃるようで、『笑華尊塾』との看板!
出てきたのは笑顔の素敵な塩谷さん!
すぐに『塩ちゃん』と呼ばせていただきました!

教育現場の話、これからの教育に必要なこと、今、塩ちゃんが実践していることを聞きながら私のやっている自己表現レッスンのことについても話しました。
自己表現レッスンは自分の中にあるものを表出させていくことで自己表現することに繋がり、そこから相手とのコミュニケーションに繋がっていくというお話し!たったの2時間3時間では話きれません。
石ちゃんはそんなオジさん二人を笑顔で見ていましたww
あらためて教育の中にこそ、文化、芸術は必要だと思います。
それが平和へと繋がる道のような気がしてなりません。
そんな思いが私の中で芽を出し始めているんだなと感じています。
どんな葉がつき、どんな花が咲くのだろうか。
まだ誰にも分かりませんね。
話がズレましたが私の中で外れてませんよ!

石ちゃんに感謝、皆さんに感謝!
今日一日に感謝です。
今日一日ありがとうございます。

内谷正文

 
 


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