久々に長文になりますが…もっともっと書きたいことはありますが…程よい感じで失礼いたします (^^)(^^)(^^)
2001年から続く由緒ある会に参加させていただきました。一口にこういう会だとは言えないくらいに色々な人が関わっている、それが「えにしの会」だと私は感じました。なんと言っても私のような人間が、このような社会的に立場ある方々、素晴らしい活動、仕事を、している方々の前でお話をさせていただくこと自体、垣根なく、良いものはいい!悪いものは悪い!
社会の中にある「何か!」を知ることから始めよう!というような気概を感じます!
私は「当事者の物語が社会を変える」に登壇させていただきました。
コーディネーターはNPOの第一人者早瀬昇(マンガ)さん。ボランティアの世界では超有名人で自由人!打ち合わせのフリーな感じで自由人と思いましたぁ!司会は星野晴彦さんです。おふたりの掛け合いも面白いです〜〜!!
さてさて!お話するのは私を含めて三人。わたし内谷はトップバッター!
「一人体験劇で中学生に麻薬の怖さを中学生に訴える:俳優で映画作家の内谷正文」としてご紹介いただき、せんえつながら約400人の想いある心ある大先輩方の前でマイク一本でのトークトークトーク!あえて何も用意せずに、その場の想いで話をさせていただきましたが、とにかく話したいことが多すぎて(笑)あっという間の10分間。
ありがとうがいっぱいです!
それはさておき、私以外に登壇された当事者のおふたりのお話!
お次は!
慶応義塾大学準教授のパットサベ―ジ(パット)さん。
「抑制死(身体拘束死)の実例から学ばれること」
弟さんが、精神病院で抑制死されたことから、このような悲劇を繰り返して欲しくないと医療改革に生かせるようにと活動を続けている。
日本に来て7年目とは思えないほど日本語ペラペラなパットさん!家族として実体験から日本の医療の遅れ、人と人としてのケアの足りなさ、障害という現実に対して、もっともっとオープンにしていかなければならないと感じました!というより障害とは何なのか!個性とは何なのか!!
単純に世界と日本を比較するべきだとは思わないけど、世界の良いところはドンドン取り込んで日本の良くないところはドンドン排除するべきだと感じました!家族という立場。苦しむのは家族である。亡くなった弟さんもパットさんの一所懸命な活動を見て、もうこの世に生まれ変わり、そのために動く準備をしていると思います。古き縁を想い、人は変わっても弟さんの想いは変わらず存在していると思います。パットさんともゆっくりお話させていただきたいです!
そしてラスト!
LGBT(ゲイ)であり渋谷区のダイバーシティ担当課長としても性の壁、人と人との垣根を超えた社会にして行くために活動している永田竜太郎(リュウ)さん。
「LGBTは、いないのではなく、見えていないだけ。」
リュウさんの優しい語り口、心にしみるような言葉!確かに見てないと見えてない!は違うし「いない と 見えてない」という現実はもっと怖いことだと感じました!その裏には無関心という現代人独特の感情があるように感じます!
リュウさんの客観的かつこれから先を見据えてのお話!当事者だからこそ客観的に!当事者としてという目線を飛び越えてフラットな考え方に共感しました!
社会の一線で闘う人たちの言葉は素晴らしいと思います。私の周りにも沢山のLGBT🏳️🌈の仲間がいます。リュウさんが仰っていた「アライ(ALLY)=支援者」を増やすことがすべての垣根、偏見を減らしていける方法だと感じました。
パットさん、リュウさんのお話を聞き、薬物依存症に関しても同じことが言えると思いました。私は薬物使ってた本人であり、弟の薬物依存症で苦しんだ家族でもあります。
本人の訴えも、もちろん必要です。しかし、本人は薬物使っていた人間というレッテルがあります!その分、家族が世間体という日本文化の垣根を乗り越えて、自分たち家族の回復のために!そしてこれから薬物で苦しむ人が少しでも少なくなるように!ALLYを増やして偏見の少なくなる、それこそ高齢化のこれから先、バリアフリーな社会が広がるように動いていくべきだと私は思います。
<そのために自分が何ができるのか!自分のために何をしたらいいのか!もっともっとシンプルに考え行動していけるような自分になります。
この機会をいただきました、えにしの会に関わるすべての方に感謝します。
今日一日ありがとうございます😊
学校などでの公演が多く、一般で見られる機会が少ないかと思います。
観劇希望、公演依頼がございましたらお問い合わせください。
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