かすかな希望に向かって過ごした街 | 埼玉県立浦和商業高校

埼玉県立浦和商業高校

浦和…

私にとって、すごく思い入れのある土地。
実は弟を一人残し、私たち家族が逃げた土地…かすかな希望に向かって家族一丸となり約2年間を過ごしたのが浦和なんです。

確か…、さいたま市に変わった頃ですね。
あれから10年以上、干支が一回り(笑)早いですね。

今から考えると、激動の数年間「よく踏ん張ったな」「家族の絆が深まったな」と…
驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。
そんな浦和での公演。
数年前には、逃げ住んでいた家のすぐ近くの浦和工業高校で公演させていただいたこともあり、
あの頃を思い出しながら芝居をやりました。

今回は浦和商業高校。
商業高校は女の子が多いんですよね。
以前は、体験談の時に、おしゃべりしてたり騒がしかったりすると

「静かにしろっ!こらっ!」

と、唸り(うなり)飛ばしてました(笑)

「シーン」

となる体育館。
しかし、女の子が多いと、そうはいかない時もある。
ある時、ボソボソと聞こえてきた声…

「超〜キモいんだけど〜」

怒りというよりは、急に恥ずかしくなったのを覚えています。
オンナは強い(笑)

今は「騒がしくなるのは俺の話が心を引きつけてないからなんだな」って思います(笑)
子どもは、うそを見破ります。
だから毎回必死で闘います。
そんなことを思いながら浦和商業高校での公演を終えました。

一般の観劇

今回、私のウェブサイトを見た方から連絡をいただき、5名ほどの方が一般で観に来てくださいました。
私の一人芝居は学校公演が多く、一般に観ていただく機会が少ないので、こういう形で観ていただくことになります。
そして新たな公演に繋がればと思います。

来年は一般公演もやろうと考えています。
誰かとコラボしてやりたいな〜などと夢を膨らませ中です。

浦和。
私たち家族にとって大きな変革の地。その時の気持ちを忘れず、

今日一日を大切に一所懸命進みます。


学校などでの公演が多く、一般で見られる機会が少ないかと思います。
観劇希望、公演依頼がございましたらお問い合わせください。
また、この活動についてシェア拡散のご支援いただけますと幸いです。

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