スポーツ新聞の掲載記事について

内谷正文

6月29日付スポーツ新聞の私の掲載記事について、意図していない表現もあったので補足させてください。

ASKA被告は「短絡的快楽だけ」かつて常用の俳優がバッサリ ― スポニチ Sponichi Annex 芸能
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/06/29/kiji/K20140629008467050.html

薬物の依存性の高さ強さは計り知れない。
薬物依存症という病気があるくらい大変なもの。
一度、堕ちたら回復も難しい!しかし入り口はちょっとした興味本位や快楽を求めてのことが多いと思う。

創作活動、表現活動と薬物は、切っても切れないと感じる方も多いのではないでしょうか。
薬物というと、芸能界やアーティストに多い印象を持つかもしれないが、著名人であるがゆえに大きく報道され印象に残り多く感じるだけで、普通の人たち、サラリーマン、主婦、子どもたちにも薬物依存症に陥っているのが現実です。
だから「創作活動をしている人だけが」のように取り上げるのもおかしいと思う。

私が取材を受けた今回の記事では、「薬物は快楽のみ 」と断定しているように書かれている。
私も快楽を求めて薬物を使っていた。
しかし薬物自体の依存性や周りの環境など、薬物をやめられない条件はさまざまである。
根本は人間の欲望、快楽を求めてのことだと思う。
だから「創作活動の苦悩から」と言う表現は適切ではない!と思っての言葉です。

私は薬物依存症と共依存症を抱えて生きている。
だからアスカさんは仲間でもあるので回復を心から祈っています。
使ったことへの同情ではなく、これが依存症の厳しい現実なんだということを知ってください。

記事ひとつにしても表現とは難しいものですね( ^ω^ )


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