懐かしさのなかで〜Ito・M・Studio 10年祭〜

伊藤正次演劇研究所

昨日の一人芝居は、いつもとは違った意味で感謝の一人芝居となりました。
私の演劇人生の中の大きな分岐点でもあった伊藤正次演劇研究所の舞台で十年振りの一人芝居。生前の伊藤先生に観ていただくことは出来ませんでしたが…伊藤先生に見守られていた気がしました。
すごくリラックスして表現出来ました。
懐かしい楽屋(お勝手込)で一人になり集中してました。
ハッと壁を見ると先生が化粧前でメイクしている写真パネルがありました。
写真に手を合わせ舞台にあがりました‼︎

「ウチタニ君、これでいいんだよ」
「タニヤ君、続けてゆくことが大切だよ」

先生は、よく私の名前を間違えて呼んでました(笑)
そんな声がしたか否かは別にして、私の心にはそう聞こえました(^○^)

本番前に空の舞台、客席で発声練習をしました。
もちろん外郎売ういろううりは欠かせません。
本番前のルーチンです。
でも、外郎売の台詞をやっている時、胸の奥からなんだか涙がこみ上げて来ました‼
うれしさと懐かしさと…いろいろな想いで外郎売の台詞をやりました。

「今日は感謝の一人芝居が出来そうだ」

そして本番。とても意義ある時間を過ごさせていただきました。

一人芝居の後は弓手ゆんで一平さんとのインタビュー形式でのアフタートーク‼︎
いつもは自身の体験談を話すのですが、今回は弓手さんの進行の元、自分の素直な意見を話させてもらいました。
今までよりも内容が広く深くなった気がします。
同じことでも切り口で、また違った感覚や表現になるんだなと思いました。
こういう形で、またやらせていただきたいです。

そして打ち上げ(笑)最高の仲間との、お酒は最高です。アルコール依存症にならぬよう飲み過ぎ注意で頑張ります(^^;;

今日一日ありがとうございます。


学校などでの公演が多く、一般で見られる機会が少ないかと思います。
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1件のコメント

  1. ありがとうございます。
    今の自分にできることを
    嘘なく続けてゆきます!

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