春日部、草加、越谷地域の薬物乱用防止指導員研修会 | 埼玉県

過日。春日部、草加、越谷地域の保健所、学校の先生、保護司、ライオンズクラブなど、子どもたちを守るために、薬物乱用防止のための活動を続けている方々の研修会で体験談をお話しさせていただきました。
実際に子どもたちと現場で触れ合っている皆さんとお会いしてお話し出来ることは何よりです。
子どもを守るのは大人ですから、大人の人に私の体験談を聞いて頂き感じて欲しいです。
薬物依存症は病気であり治療が必要なこと、薬物乱用の現実をシッカリと実感していただけたと思います。
そして人間関係の希薄さが依存症の根本にあることも理解していただけたかと思います。
自己表現が、コミュニケーションにつながること、自己表現することは子どもの頃の親との関係性が大きく影響すること!共働きの現代では自己表現レッスンなどが教育の現場で必要なこと!様々な角度から薬物や依存症の問題を取り上げてお話しさせていただきました。
違法薬物だけが薬物ではなくて処方薬や市販薬も使い方によっては恐ろしい薬物になってしまうという現実。
心の闇の上に薬物依存症が乗っかっているという怖さ。
薬物依存症に陥るタイプもあり方も時代と共に変化して来ているという現実。
ただし、変わらないのは、そこに人がいるということ。
人を良くするも悪くするも人であるということ。

質疑応答では!
校長先生が、昔は学校の廊下をバイクが走り、シンナー吸ってる生徒がいたり、ガラスが割られたり、そんな時代だったと…
「自分が学生の頃、仲間がシンナーを吸って自分がそれを止めることができなかったことで彼の将来が変わってしまった!何故止めることが出来なかったのか!その悔しさ、刹那さを思い出しました!」
と話してくださりました自分の思いをさらけ出す勇気!こんな素晴らしい先生がいるんだなとうれしくなりました。

「共依存症という病気があることを初めて知りました」という保健所の職員の方!
共依存症という病気の定義は簡単ではないけれど、私は他人(息子、兄弟、友人など)の問題を自分の問題にして抱え込んでいたことを実感しています。
他人に自分を変えることはできません。自分を変えるのは自分です。子どもであっても人格は別!生きていくのは自分自身。
そんな簡単なことが出来なくて、依存症を直そうと必死になっていることが共依存症という病気を生み出す。

依存はあっていいものです。ただし行き過ぎると依存症という病気になる。そこに薬物やアルコール、ギャンブル、セックス、SNSなどの魔が入り込んでくる。
入り込んでいく…なんでも病気にする訳ではないが、悔しくて切なくて寂しいけど、これが日本の社会の世間の現状なんです。
自分が変わる。
一人一人の人間革命しかない!私はそう思います。

今日一日ありがとうございます。


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