『今から先をどう生きていくか』| 沖縄女子学園 and 沖縄少年院

『今から先をどう生きていくか』| 沖縄女子学園 and 沖縄少年院

沖縄女子学園 and 沖縄少年院

9月末の「今日一日を生きる」LIVEプロジェクトで皆様からいただきました心からの献金で行ってきました。
本当にありがとうございます!
俺の中で何かが変わった気がします。

たった5人の女子学園、50人の少年院。
(※以降、女子学園、少年院ともに少年院と表します)

私にとってすごく意義ある二日間になりました!
子どもたちとの心と心の触れ合いの中ですごくあたたかく、純粋で、涙が出るほど真っすぐな気持ちに触れて、俺自身、やりたいことが明確にもなってきました!

他人は犯罪者とけなすかもしれない。
悪いことをした人間とレッテルをはるかもしれない。
でも、そこだけで判断したくない!

『過ぎたことは、もういいよ。今から先を変えていこう!明日からじゃなく今から先をどう生きるか!俺もそうだけど(笑)皆んなに大切なのは、これからだからさ!』

椅子にキチッとした姿勢で座りながら真剣に見つめる視線。
話しかけるとホロっと破顔する表情!
この子たちをかばうわけでもなく否定するわけでもない!
問題は、この子たちが外に戻り社会に出て行くことは、そう簡単ではないということ!
だから今から先、この子たちが進む道を…本当に少しでも照らしたいです。

少年院の規律や行動はとても厳しく、すがすがしいくらいにキッチリしています!
普通に学校でも取り入れたらいいのに、と思うほどです。

沖縄という土地柄、県内の子どもたちが入っているので、非常に近い存在(兄弟、親戚、学校の先輩、後輩、腹違いの兄弟)がいることが多いそうです。
だから変に近寄らせてコミュニケーションを取らせることも良いことではないみたいです!そこは他の少年院に比べて難しいですね(≧∇≦)
ちなみに沖縄少年院の現状としては薬物事犯というものは少ないということです!
幼い頃からお酒を飲む、飲ませる?習慣があるので、お酒絡みの事故や事件も多く、それも影響してるのではないかということです!
場所が変われば人も環境も変わりますね(o^^o)

話戻して、少年院から外に出れば人と人との触れ合い、コミュニケーション!親子関係、友達関係、地域の関係…いろいろな関わりの中で人は生きて行かなきゃなりません!
そして、その中で成長してゆきます。

彼らや彼女たちが…少年院から外に出て、今までの仲間関係に戻るのではなく、自分で新しい人間関係を築き上げていくことが自分自身を成長させていくことにつながる!
でも人は弱い生き物だからそう簡単に行かないのも確か…
地元に戻れば、また同じ仲間と、また同じことの繰り返し!
家庭に問題があればなおさらです。
もちろん本人に問題があることも否定できません!
ケースバイケースですが…非常に難しい現実ですね。

『頑張れ!なんて簡単に言いたくないが…踏ん張って頑張らなあかん時もある。』

いろいろな欲望が渦巻く社会の中で…この子たちがシッカリと自分を見失わずに進んでいけること!
これは少年院などに入っている子どもたちだけではなく、普通に生活している子どもたちにも言えることです!
大切なことは人と人との対話です。
幼い頃から両親含め触れ合いをしてきた子には仲間がいます。
自分で人間関係も作れます!
何かあっても人に支えられ立ち上がることができます!
人は人と関わってしか生きていけない!
そこからしか何も生まれてこないと思うんです。
目を見て膝を付けあわせての対話、最初も最後もこれしかないですね!

今回、少年院で公演できたのは、関わる全ての人のおかげさまです。

皆さんに感謝します。
子どもたちに感謝します。

今日一日ありがとうございます!


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